大　き　さ　86 x 61 x 32mm(180.5g)
産　　　地　La Alianza Claim, Estacion Ojo Laguna, Ahumada Municipality, Chihuahua, Mexico

ハーフカットノジュール、断面平面研磨品。
ラグナアゲートの名で流通。

ラグナアゲートは、カラフルさでは世界一で、その美しさゆえに世界中の瑪瑙収集家が血眼になって探しています。
1940年代後半から50年代前半にかけて、50ほどの人口しかない、小さな村の東から発見されました。
アメリカのテキサス州エルパソから140マイルほど南(Ojo Lagunaステーションの東)に、その産地があります。
ConejerosやAlianza Claimなど複数の地点があり、それぞれが色合いなど特徴が違うアゲートが産します。
現在では、大規模な採掘は行われていないそうで、良標本には法外な値段が付いております。

こちらは、アメリカのThe Gem shop Inc.,と協力関係にある、Alianza Claimから産しました(現在ではほぼ絶産ですが、数年前に少量の産出があったそうで、こちらはその中の一つです)。
Alianza Claimは、Estacion Ojo Lagunaの東、山の中央にあります。
そこに住むArmando氏とチワワ市に住むFernando氏が共同で所有しているため、Alianza(英語ではallianceで、同盟という意味)という名前が付けられています。

愛らしいピンク色の擦れたような縞模様と円模様が美しく、個人的にお気に入りの標本です。
ルーペで拡大すると、小さな点状のインクルージョンの集まりであることが分かります。