大　き　さ　80 x 59 x 19mm(93.65g)
産　　　地　Ojo Laguna, Chihuahua, Mexico(1980s)

ハーフカットノジュール、断面平面研磨品。
ラグナアゲートの名で流通。

ラグナアゲートは、カラフルさでは世界一で、その美しさゆえに世界中の瑪瑙収集家が血眼になって探しています。
1940年代後半から50年代前半にかけて、50ほどの人口しかない、小さな村の東から発見されました。
アメリカのテキサス州エルパソから140マイルほど南(Ojo Laguna駅の東)に、その産地があります。
ConejerosやAlianza Claimなど複数の地点があり、それぞれが色合いなど特徴が違うアゲートが産します。
現在では、大規模な採掘は行われていないそうで、良標本には法外な値段が付いております
(燃料高騰による採掘コストの増加、円安ドル高や物価高、アメリカとメキシコ間の関税などの影響もありそうで、今後の仕入れが難しいです)。
こちらは、約40年前に手掘りで掘られていた地点の堆積物からの標本です。

非常に繊細な縞模様のため、標本を動かすと模様の影が動くシャドウエフェクトが強く見られます。
中心の色付いている部分もミクロレベルの縞になっている、得難い品質の標本です。
右上の目模様のアクセントも良いです。