大　き　さ　左から順に45x29x25mm(44.12g)/45x28x30mm(45.49g)
産　　　地　near Bobanong, Botswana

ハーフカットノジュール・ペア、断面平面研磨品。
ボツワナアゲートの名で流通。

縞模様が細かいため、石を動かすと模様の影が動くシャドウエフェクトが強く見られます。
小さいですが、グレーのアゲートの中のピンク色のグラデーションや、バランスの良い縞模様が非常に美しい。
右側のアゲートの下部分にクラックがありますが、その他は完璧です。

ボツワナアゲートはボツワナの東、南アフリカとの国境付近のLimpopo川流域で採れます。
雨季以外の時期に、乾燥している河床で見つけれるそうです。
恐らく植民地時代に初めてヨーロッパに持ち込まれ、かつては南アフリカ経由でアジアやヨーロッパなどの加工工場に、原石が大量に輸出されていました。
しかしボツワナ独立後(1980年頃)、政府が原石の輸出を禁止しており、良品の入手は困難になりました。
現在流通しているものは、質の悪いタンブルなどがほとんどです。