瑪瑙 Windmill2001, Freisen, Germany [22GFW01]

瑪瑙 Windmill2001, Freisen, Germany [22GFW01]

販売価格: 11,000円(税込)

数量:
大 き さ 46 x 43 x 13mm(29.0g)
産   地 Windmill Construction 2001, Freisener Hoehe, Freisen, Sankt Wendel, Saarland, Germany

ハーフカットノジュール、断面平面研磨品。

フライゼンとその隣にある自治体バーシュヴァイラーからの瑪瑙をいくつか入荷いたしました。

この2つの自治体の間にあるFreisener Hoehe(フライゼン山脈を意味する)とその周辺では、昔から様々な瑪瑙が見つかりました。
1970年代中頃のアウトバーンA62の道路建設工事とそれに隣接するヘラーベルク採石場、1985年のバーシュヴァイラーとフライゼンの間の道路建設、1991年のフライゼンのガスパイプラインの再敷設、2001年には、Freisener Hoeheに風車を建設する際に多くの発見がありました。
これらの地の瑪瑙は、アーモンドや砲弾形をしており、割れたものが多いのが特徴です。
ノジュールの中心が水晶ばかりで瑪瑙が詰まっていないものが多く、このような美的な標本は少ないです。

Windmill Construction 2001(Windradbau 2001)は、厳密にはフライゼンではなくバーシュヴァイラーに位置しますが、文献での表記のフライゼンに合わせています。
2001年の建設工事では10mx10mのわずか狭い範囲で、色鮮やかな瑪瑙の発見がありました。
その後現在に至るまで(2005,2011,2013年など)、風車の建設や改築工事の際にわずかな採掘がありました。
風車の周辺が重機で掘られることもありますが、地中は電線が張り巡らされており、容易ではありません。
この地の瑪瑙はパステルイエロー系のものが多いように思います。
この標本は、小さいですが模様のバランスが良く、外周が赤い縞になっておりカラフルで美しい。

これらの産地のパステルカラーの瑪瑙は大変美しく魅力的ですが、一部のマナー違反の採掘者のおかげで、一般のコレクターによる採掘は禁止されております。
現在は、慈善団体のフライゼン鉱物協会(Mineralienvereins Freisen)により、鉱物の採掘や管理がされています。
その為市場に流通する瑪瑙はわずかです。


こちらの標本のみですと、クリックポストでの発送が可能でございます(送料2022年7月20日より185円、配達記録付き郵便、ポスト投函)。
もしご希望でしたら、ご購入時に備考欄に記載くださいませ。