大　き　さ　101 x 67 x 4mm(57.5g/287.5ct)
産　　　地　Betpakdala Desert, Shalginsky, south of Karazhal, Karaganda Region, Kazakhstan

フラットに磨かれた、ディスプレイ向きの大きなルース。

カラガンダ州の南のベトパクダラ砂漠のPstan等いくつかの地点で産出する、美しいデンドリティックアゲートです。
乳白色〜茶色のアゲートもしくはオパールの中に、酸化マンガンによる赤〜黒色の樹枝模様(デンドライト)が入っております。

当店で扱っている全てのカザフスタンのデンドリティックアゲートは、ロシアのモスクワに住むRofina Olgaの父が旧ソ連時代に採掘した標本です。
加工はOlgaの夫のMichael Brandoによるもの。
カザフスタン中央部のカラザル町の南に、ほとんど廃墟となったシャルギンスキー(Shalginsky)という村があります。
この場所から南に約120kmの所に、長さ約3kmの超塩基性岩断層があります。これはシャーリー(Sharlee)と呼ばれています。
デンドリティックアゲートの脈は、この断層を横切って走っています。
シャルギンスキーの近くの水飲み場(オアシス？)から近い場所です。
30年以上昔はシャベルとピックで採掘していたそうですが、現在では土地開発が進んでおり新たに入手することは困難だそうです。
(ベトパクダラ砂漠にはいくつかデンドリティックアゲートの産地があり、上記の産地は当店の標本にのみ当てはまります)