大　き　さ　 72 x 51 x 33mm(68.5g)
産　　　地　 Mamuju area, West Sulawesi Province, Indonesia

未加工品。

グレープアゲートやグレープカルセドニーの名で流通している、紫色のカルセドニーです。
カリフォルニア工科大学のジョージ・ロスマン博士が標本表面部分のみを分析して、水晶と断言しましたが、
厳密には、隠微晶質のカルセドニーと結晶した水晶が混在しています。
発色原因はアメジストと同じです。
(アメジストと呼ぶのも適切ではないので、mindatではamethystine microcrystalline-quartz/chalcedonyという名称が使われています)

高価ですが、形が綺麗で、紫の色合いが濃く、輝くような光沢をもつ標本を入荷いたしました。
葡萄の房のような形状が良いです(裏側は風化して白くなっている部分があります)。

2015年頃に市場に現れた標本ですが、まだお持ちでない方は是非。