大　き　さ　137 x 110 x7mm(196.5g)
産　　　地　A62 Motorway cut, Freisen, Sankt Wendel, Saarland, Germany(1970s)

スライスノジュール、片面平面研磨品。

パステル系のピンクの色合いが愛らしい、不透明で陶器のようなアゲート。
同産地からの最良の標本の一つで、キャビネットサイズの得難い標本です。
スライスされておりますが、この当時のドイツの大きなアゲートの加工としては一般的でした(恐らく、イダー=オーバーシュタインにて加工されています)。

こちらは、1970年代中頃にアウトバーンA62の道路建設工事中に、偶然発見されました。
中世に、罪人を絞首刑にしていた場所があった場所(Galgenhuegel、Gallow-Hill)です。
道路工事後に高さ5mの十字架が建てられ、Freisener crossとして知られている場所です。
ドイツでは様々な模様や色合いの瑪瑙が採れる地点が多数あるのですが、商業的な採掘はされておらず流通量は少ないです。

Ex. Max Wolf.