珪化木(ピーナッツ・ウッド) Australia [24PNW02]
珪化木(ピーナッツ・ウッド) Australia
[24PNW02]
販売価格: 26,400円(税込)
鉱物詳細
大 き さ 156 x 77 x 18mm(340.0g)
産 地 near Kennedy Ranges, Western Australia, Australia
スライス、片面平面研磨品。
ピーナッツ・ウッドの名で流通。
ピーナッツ・ウッドは、海洋の2枚貝のフナクイムシ(テレド属)によって作られた多数の穴のある黒〜茶色の珪化木です。
この名の由来は、明るい穴の部分の色合いがピーナッツに似ているからです(穴部分は一般的に白っぽい色合いのものが多いですが、今回の標本は鉄分が酸化して赤っぽくなっている珍しいタイプです。部分的に透明感もあります)。
木が石化する前に、流木として漂流していた際にフナクイムシによって穴だらけに喰われました。
そしてこの木が海の底の泥に沈み、木は石化し穴が淡色の放散虫堆積物によって満たされました。
主な木の種類はAraucaria(ナンヨウスギ科の大型常緑針葉樹)です。
西オーストラリア州のカーナーボン沿岸の町から約160kmのケネディ山脈の端に産地があります。
Windalia Radiolariteと呼ばれている地層から見つかり、年代は1億2000万年前の白亜紀です。
岐阜県の土岐石などの珪化木でも虫喰い痕が模様になるものがございますが、ここまでユニークな標本は他では見つかりません。
珪化木に興味のある方は、Frank J. Daniels著のAncient Forestsが美しい写真が多数見られおススメですが、恐らく絶版なので高価です。
https://www.amazon.co.jp/dp/0966293819
産 地 near Kennedy Ranges, Western Australia, Australia
スライス、片面平面研磨品。
ピーナッツ・ウッドの名で流通。
ピーナッツ・ウッドは、海洋の2枚貝のフナクイムシ(テレド属)によって作られた多数の穴のある黒〜茶色の珪化木です。
この名の由来は、明るい穴の部分の色合いがピーナッツに似ているからです(穴部分は一般的に白っぽい色合いのものが多いですが、今回の標本は鉄分が酸化して赤っぽくなっている珍しいタイプです。部分的に透明感もあります)。
木が石化する前に、流木として漂流していた際にフナクイムシによって穴だらけに喰われました。
そしてこの木が海の底の泥に沈み、木は石化し穴が淡色の放散虫堆積物によって満たされました。
主な木の種類はAraucaria(ナンヨウスギ科の大型常緑針葉樹)です。
西オーストラリア州のカーナーボン沿岸の町から約160kmのケネディ山脈の端に産地があります。
Windalia Radiolariteと呼ばれている地層から見つかり、年代は1億2000万年前の白亜紀です。
岐阜県の土岐石などの珪化木でも虫喰い痕が模様になるものがございますが、ここまでユニークな標本は他では見つかりません。
珪化木に興味のある方は、Frank J. Daniels著のAncient Forestsが美しい写真が多数見られおススメですが、恐らく絶版なので高価です。
https://www.amazon.co.jp/dp/0966293819