瑪瑙ペア(サンダーエッグ) Paint Brush Bed, U.S.A. [24UOPB01]

瑪瑙ペア(サンダーエッグ) Paint Brush Bed, U.S.A. [24UOPB01]

販売価格: 11,000(税込)

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鉱物詳細

大 き さ 左から68x57x33mm(120.42g)/62x58x32mm(107.09g)
産   地 Paint Brush Bed, Antelope, Jefferson County, Oregon, U.S.A.

ハーフカットノジュール・ペア、断面平面研磨品。
ペイントブラシベッド・サンダーエッグの名で流通。

2016年の5月に、Jason Hinkle、Nolan HinkleとEd Pietersが新しく発見した産地からのサンダーエッグです。
産地の由来は、標本が見つかった場所にIndian paintbrush(インドの絵筆)として知られてている植物、カスティレイヤの茂みがあったことから。
https://en.wikipedia.org/wiki/Castilleja
産地は少し離れていますが、リチャードソンランチ・サンダーエッグと特徴が似ており、起源に関連があることが分かります。
こちらは、発見者の1人のエドから直接入手した標本です(市場にはほぼ出回っていないです)。

Ex. Ed Pieters.


サンダーエッグとは
サンダーエッグは、主に流紋岩(稀に玄武岩やその他の火成岩)で、ジオードに似たノジュール状の岩です。
デコボコした球体で、ほとんどが野球ボールほどの大きさですが、直径が1cmから1mを超えることもあります。
それらは、アゲート(カルセドニー)、ジャスパーまたはオパールを含んでいます。これらに加え水晶を伴うこともあります。
外見は普通の岩のように見えますが、半分にカットして研磨すると、複雑な模様や色が現れることがあります。
サンダーエッグはジオードと同義ではありません。
ジオードは、多くの場合、成長し形成した結晶を伴う、中空の岩石の簡単な用語です。
一方、サンダーエッグは特定の地質構造で、アゲートの形態の一つです。

サンダーエッグの名の由来について(諸説あり)
アメリカ先住民ワスコ族の伝説によると、この岩はフッド山とジェファーソン山にすんでいたサンダーバード(特定の北米先住民族の歴史と文化において伝説的な生き物)の卵であると考えられています。
2つの山の雷の精霊は、お互いにその卵を投げつけました。
喧嘩が始まるとともに激しい雷雨が生じたといいます。
そして、猛烈な怒りの中で投げられた沢山の卵は、オレゴン中央部の高原に散らばりました。
(1965年3月30日、サンダーエッグはオレゴン州議会の共同決議によってオレゴン州の岩石に指定されました)