瑪瑙/紫水晶(ティピーキャニオン・アゲート) South Dakota, U.S.A. [24TCA02]

瑪瑙/紫水晶(ティピーキャニオン・アゲート) South Dakota, U.S.A. [24TCA02]

販売価格: 40,700(税込)

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鉱物詳細

大 き さ 160 x 94 x 厚さ34〜40mm(939.0g)
産   地 Teepee Canyon, Black Hills, Custer County, South Dakota, U.S.A.

厚めのスライスノジュール、断面平面研磨品。
ティピーキャニオン・アゲートの名で流通。

有名なフェアバーンアゲートと関連性のある、フリントのノジュールの中に満たされた鮮やかなオレンジ色が美しいアゲートです。
こちらは、アメジストを伴う珍しいタイプ。
この産地の標本はあまりアゲートが詰まっていないものが多く、アゲートの割合が30%を超えるものは稀です。
フェアバーンアゲートは、この外側のフリントが地殻変動により砕かれ川の水の中で磨かれ、広い範囲に運ばれたものだといわれています。

ブラックヒルズは長年アゲートの産地として知られていましたが、アゲート部分の特徴は似ているもののフリントを伴っていたため、以前はフェアバーンアゲートと関連付けられることはありませんでした。
1950年初頭に、フェアバーンタイプの川ズレのアゲートがこの地で発見されてからは、ヒルズ・フェアバーンアゲートという名前で、新しいフェアバーンアゲートとして扱われるようになりました(古いコレクターはこのセールスネームを嫌います)。
ティピーキャニオン・アゲートという名前は、ブラックヒルズのアゲートの中でもティピーキャニオンで採れたものだけ呼ばれます。
この地のものは、周辺で採れるものと比較して、フリントの色合いが少し酸化して茶色っぽくなっています。

ティピーキャニオンは、1980年代までは連邦政府の鉱業権をもった会社により商業的に採掘されていましたが、現在では一般のロックハウンドが鉱山跡地で採集することが出来ます。