碧玉(モリソナイト・ジャスパー) Oregon, U.S.A. [24OMJ02]

碧玉(モリソナイト・ジャスパー) Oregon, U.S.A. [24OMJ02]

販売価格: 22,000(税込)

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鉱物詳細

大 き さ 72 x 69 x 40mm(191.0g) 研磨面の大きさは68x58mm
産   地 Christine Marie Claim, Morrison Ranch, near Owyhee River, Malheur Co., Oregon, U.S.A.

カットラフ、断面ドーム状研磨品(フラットに近い)。
モリソナイトの名で流通。

半世紀ほど昔、オワイヒー川の峡谷に家を作ってその周辺の調査をしていた、
ジェームス・モリソン氏によって発見され紹介された事から、モリソナイトの名が付いています。
Jake's Place、Christine Marieなどいくつかの採掘ポイントが存在し、それぞれ特徴が異なります。
小さな地域でしか発見されない事と、コレクターが良品を手放したがらない事から、
非常に高値がついております。
カットされ、宝飾用として使われる事が多いです。
世界5大ジャスパー(Royal Imperial Jasper、Bruneau jasper、Morrisonite、Willow Creek jasper、Blue Mountain jasper)の1つ。
山田英春氏の奇妙で美しい石の世界の52ページから、詳細な説明や同じタイプの標本の写真が掲載されていますので、大変参考になります。

茶色の円模様のジャスパーといえば、ブリュノー・ジャスパーがありますが、あちらがノジュールタイプなのに対してこちらは岩の割れ目にできるタイプです(また、こちらは赤みの少ない茶色です)。
Christine Marieは1970年代にエド・ブラントが提出したクレーム(個人などが土地の採掘権を買っている場所)です。
産出と流通数はJake's Placeの標本と比べると圧倒的に少なく、1986年〜1996年のThe Gem Shop Inc,による採掘以降、新たな産出はありません。