瑪瑙化した珊瑚の化石 Isle of Arran, Scotland [EUA11]

瑪瑙化した珊瑚の化石 Isle of Arran, Scotland [EUA11]

販売価格: 46,800(税込)

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鉱物詳細

大 き さ 49 x 40 x 45mm(105.5g)
産   地 Kildonan, Isle of Arran, North Ayrshire, Scotland, U.K.

1面カットラフ、断面平面研磨品。

クライド湾のサウス・エアシャー、アラン島南部、キンタイア岬、北アイルランドの一部の浜辺で、稀にこのような瑪瑙化したサンゴが見つかることがあります。

これらの出所は不明であり、浜辺の露頭でそのような標本が発見されていないため、出所はおそらくクライド湾の下流の海底のどこかであると推測されています(もしくは太古の氷河作用によって、珊瑚の含まれた古い地層が侵食されて)。
これらは、下部石炭紀の一般的な四放サンゴのいくつかの種で構成されています。
下部石炭紀の岩はクライド湾のいくつかの場所で露出してますが、この瑪瑙化サンゴの起源と形成過程の両方は不明です。

珪酸分の多いものや少ないもの、色の付いたものや白〜グレーのものなど様々ですが、今回の標本は完全に珪化(瑪瑙化)して赤く色付いている一番珍しいタイプです。
過去数十年で、非常に少量しか見つかっておらす、スコットランドの瑪瑙で最も入手困難なものの一つです。
私自身Nick Crawford著のSCOTTISH AGATEで見て憧れて以来、長い間探しておりましたが、運よくグラスゴーに住むポーランド人の地質学者Dagmara Lesiowが今年(2021年)採集した稀少な標本を、いくつか譲ってもらいました。
大きさは50〜100mmと小さく、大きな標本は滅多に見つかりません。

インドネシア以外で、赤く色の付いた瑪瑙化した四放サンゴは今までに他に見たことがありません。
再入手が困難な標本ですので、この機会に是非!